自信はなくていい、覚悟を持とう

みなさんこんにちは。スポーツメンタルコーチの千葉歩です。
メンタルコーチングをしていると、
「自信がありません」
「もっと自信を持ちたいです」
という相談を受けることがあります。
確かに、自信があれば堂々とプレーできて、いい結果を出せそうな気もします。
ただ、現実は意外にも違うことが多いのです。
結果を出し続けている人ほど、「自分には自信がある」とは言わないことが多いように感じています。
ダニング・クルーガー効果
心理学には「ダニング・クルーガー効果」と呼ばれる現象があります。
能力や知識が不足している人ほど、自分の実力を実際より高く評価してしまう認知バイアス(思い込み)のことです
つまり自信があると思っている人ほど慢心しやすいともとれます。
慢心することで、自分を過大評価し、油断やが生じやすくなってしまいます。
その側面から考えると、自信を持つ必要などないのです。
では、自信がなくても堂々と勝負するためには何が必要なのか。
自信ではなく、覚悟を持とう
私たちは結果を出そうとすると、無意識のうちに
「もっと自信を持たなきゃ」
「自分ならできると思わなきゃ」
と、自信を求めがちです。
でも、本当に大切なのは、自信を持つことよりも、
勝つためにできる最大限の準備をし尽くすこと。やり抜くこと。
どれだけ準備をして「勝てる」と思っていても、本番になれば怖くなることはあります。
足がすくむこともある。
緊張することもある。
思うように力を発揮できないこともある。
スポーツに「絶対」はありません。完璧な状態もありません。
どれだけ努力しても、負けることはある。
どれだけ準備しても、思い通りにならないことはある。
だから最後に必要なのは、
「自分なら絶対に勝てる」という自信ではなく、 「どんな結果になっても、自分が引き受ける」という覚悟なのだと思います。
勝つために、できることはすべてやる。
そのうえで、
勝つかもしれない。
負けるかもしれない。
思い描いていた結果にならないかもしれない。
それでも、この舞台に立つ。
それでも、自分は勝負する。
そう腹を決める。
それが、覚悟なのではないでしょうか。
自信は、状況によって揺らぎます。
調子が悪ければなくなるかもしれない。
失敗が続けば、自分を疑うかもしれない。
相手が強ければ、不安になるかもしれない。
でも、覚悟は自分で決めることができます。
怖くてもいい。
不安でもいい。
自信がなくてもいい。
それでもやる。 そして、出た結果を受け入れる。
そこまで腹を決めたとき、結果に対する余計な恐れから少し離れて、目の前のやるべきことに集中できるようになるのだと思います。
だから私は、自信がないことを必要以上に問題にしなくていいと思っています。
自信をつけることに時間を使うなら、
勝つためにできる準備を一つずつ積み重ねる。
だからこそ必要なのは自信ではなく、覚悟なのです。
「自信は持たなくていい。 覚悟を持とう。」
