人は変われないと思っている人へ

皆さんこんにちは。
スポーツメンタルコーチの千葉歩です。
私のもとには、「本気で変わりたい」という、そんな強く、尊い気持ちを持った選手たちが来てくれます。
「もっと自信を持ってプレーしたい」
「周りの評価や失敗を気にせず、思いっきりプレーしたい」
そんな思いを抱きながらも、どこかで自分自身にブレーキをかけてしまう。
「自分はもともとこういう人間だから」
「どうせ自分にはできないから」
実は、こうした自分自身に対する思い込み、いわゆる「セルフイメージ」が、行動のブレーキになっていることがあります。
変わりたいのに、変われない。
そんな現実に苦しさを感じながら、私のもとを訪れるアスリートもいます。
また、世の中では「人はそんな簡単には変わらない」「人間はそうそう変われない」といった言葉を耳にすることもあるのではないでしょうか?
しかし、私が皆さんにお伝えしたいのは、まず大前提として「人は変われる」ということです。
今回は、その可能性を裏付ける脳の仕組みについてご紹介したいと思います。
脳は新しい経験によって変化する
皆さんは「脳の可塑性(かそせい)」という言葉を聞いたことがありますか?
脳の可塑性とは、経験や学習、繰り返しの行動などによって、脳の神経回路の働きやつながりが変化する性質のことです。
かつては、大人になると脳はほとんど変化しないと考えられていました。
しかし現在では、大人になってからも、学習や経験に応じて脳が変化することが明らかになっています。
つまり、私たちの脳は、経験を通じて変化し続ける可能性を持っているということです。
スポーツや動作を始めたときのことを思い出してみてください。
最初はうまくできなかったドリブルやシュートも、練習を繰り返すうちに、少しずつ自然にできるようになっていったのではないでしょうか。
このような運動技能の習得には、脳の可塑性が関わっています。
繰り返し練習することで、動作に関わる神経回路の働きやつながりが変化し、徐々にその動きを身につけていくことができるのです。
そして、この変化の可能性は、身体の動かし方だけに限りません。
物事の捉え方や感情への向き合い方、そして自分自身に対するイメージも、新しい経験や学習を重ねることで変わっていきます。
新しい考え方、物の捉え方をしてみること。そして、その経験を繰り返していくこと。
こうした積み重ねが、脳の働きや自分自身の捉え方に変化をもたらすきっかけになるのです。
「自分はこういう人間だから」と決めつけない
私が最ももったいないと感じるのは、「自分はこういう人間だから、これ以上は変われない」と、自分自身で可能性を決めつけてしまうことです。
「自分は本番に弱い」
「自分はメンタルが弱い」
「自分には自信がない」
これまでの経験から、そう思うようになったのかもしれません。
しかし、これまでそうだったからといって、これからもそうであり続けるとは限りません。
私たちの脳には、新しい経験や学習によって変化する性質があります。
もちろん、変わりたいと願うだけですべてが変わるわけではありません。
時間がかかることもあれば、思うようにいかないこともあるでしょう。
それでも、新しい物事の捉え方を知り、繰り返し積み重ねていくことで、変わっていくことができるのです。
自分の目標に向かって、結果に相応しい行動を積み重ねていくことができたらどんな素晴らしい未来になるでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
