メンタルトレーニングとメンタルコーチングの違い、私の選択

皆さん、こんにちは。
メンタルトレーニングとメンタルコーチング。
この二つ、なんとなく同じように使われていることも多いのではないでしょうか。
実はここには明確な違いがあります。
どちらがいい悪いではなく、使い方が大切です。
先にお伝えすると、
私はスポーツメンタルコーチとして、
メンタルコーチングという関わり方を選んでいます。
今日はその理由も含めて、
この二つの違いを整理してみたいと思います。
▪️目次
▪️メンタルトレーニングとは?
まず前提として、
どんなものにも良い悪いはなく、
使い方や状況によるものだと思っています。
一般的にメンタルトレーニングは、
「緊張するならこれをやってみよう」
「こういう時はこう整えてみよう」
というように、主に悩みに対して方法を提示していく関わり方です。
短期的にその場の状態を整えるという意味では、
とても合理的なアプローチだと感じています。
▪️メンタルコーチングとは?
一方でメンタルコーチングは、
その場の対処だけではなく、
「どうしてそう思う自分がいるのか」
「どうしたらできるようになるのか?」
そういったところに向き合いながら、
セルフイメージや、価値観、信念などの無意識にアプローチをしていきます。
主に対話や問いを通して、ブレーキになっている無意識の思い込みに自分で気づき、
自分で選んで変化、成長し、結果を掴んでいくことを大切にする関わり方です。
状況に応じてメンタルトレーニングの要素を入れていくこともあります。
▪️脳の仕組み
この違いは、脳の仕組みとも関係しています。
人は同じことを繰り返すと慣れていく(馴化)という性質があり、
最初は効果があった方法も、徐々に慣れてきて効果が薄れることがあります。
そのため、メンタルトレーニングのように
方法を繰り返し使っていくものは、
長い目で見たときに、
少し頭打ちを感じてしまう場面が出てきてしまうことがあるのではないかと感じています。
また、人間の脳は、
自分で気づき、自分で選んだことに対して、自分で決めたときの方が、報酬系(ドーパミン)が働きやすく、
モチベーションが続きやすい事がわかっています。
▪️自己決定理論
心理学の自己決定理論でも、
- 自分で選んでいる感覚(自律性)
- 自分にはできるという感覚(有能感)
- 人とのつながり(関係性)
この3つが満たされることで、
モチベーションは内側から生まれ、続きやすくなるとされています。
だからこそ私は、
自分で気づき、自分で決めて行動していくこと
このプロセスをとても大切にしたいと思っています。
▪️メンタルコーチングを受けて
私自身、メンタルコーチングを受ける中で、
答えをそのまま渡されることはありませんでした。
その代わりに、
自分で考え、気づくための時間や問いを、
ずっと与え続けてもらってきました。
答えが見つからないし、時に、自分を疑わないといけない時もある。
見たくない面にも目を向けないといけない時がある。
本当の意味で自分と真正面から向き合うことは簡単ではありません。
だからこそメンタルコーチがいるのだと思います。
そして、見たくない面に目をむける中でも、
自分で気づき、自分で決め、行動し、変わっていくこと。
そこに納得感と確かな喜びを感じるようになりました。
▪️メンタルコーチとして
私が一番大切にしたいのは、
アスリートの結果を生み出すこと、そして競技だけではない、人生そのものです。
競技で結果を出すことはもちろん大切です。必ずコミットします。
何より、結果を出し続けている選手は必ず、自分の頭で考え、自分で選び、行動しています。
その中で、競技の時間には必ず終わりがあって、
その先の人生の方が、ずっと長い。
そう考えたときに、
自分で考え、自分で選び、決めていく力は、
競技だけでなく、引退後の人生に繋がっていくものだと思っています。
だからこそ私は、競技で結果を出すことに加え、
その人の人生にフォーカスした関わり方ができる、
メンタルコーチングを選びました。
長くなりましたが、
アスリートをサポートするに相応しい自分であるために、
引き続き自分を高め、アスリートに還元していきます。
最後までお読み頂きありがとうございました。

