東京羽田ヴィッキーズが優勝に至るまでの成長と物語

今回noteでは、私たち東京羽田ヴィッキーズが 今シーズンなぜ優勝できたのかについて、完全に私の独断と偏見でお話しさせていただきたいと思います。
少しというか、かなりのエコ贔屓に聞こえてしまうかもしれませんが(笑)
ぜひ温かい心で最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
「誰が出ても戦える」強いチームに
今シーズン、優勝できた一番の理由は 「チーム力」 にあると思います。
誰がコートに立っても質を保ち、流れを変えられる選手がいる。スタートの選手がチームを引っ張りつつ、途中から出た選手が流れを引き寄せる。
そうやって 全員が役割を果たし、チーム全体で勝ち取った優勝でした。

昨シーズンまでは、自分たちで崩れてしまうと立て直せず、そのまま負けてしまう試合もありました。でも今シーズンは違いました。
•崩れても立て直す力
•ビハインドでも巻き返す力
•リードしていても、
追いつかれそうになったときに踏ん張る強さ
これらの力がついたことが、
チームの成長を象徴していたと思います。
「勝ったから自信がついた」のではなく…
もちろん、勝ち星を重ねたことで自信がついた部分もありますが、全てが勝ちという結果によって自信が作られたわけではありません。
「勝ったから自信がついた」 のではなく、
「優勝にふさわしい自分たちになるための過程を過ごしたこと」 が、チームとしての自信につながり、結果を引き寄せたのだと思います。
今シーズンは、
「全勝優勝できるくらいふさわしいチームになろう」
という意識を持ち続けました。
厳しさを持って互いに意見を言い合い、チームのために考え、行動することを大切にしたシーズンでした。
そのきっかけを作り、真っ先に体現してくれたのが
ナコさんでした。
「優勝にふさわしいチームになろう」

その言葉とナコさんが常に先頭に立って声を出し続ける姿に私はもちろん、みんなが引っ張られ、チーム全体がより成長できたように思います。
さらに、キャプテンのユメさんは、
持ち前の明るさと声、そしてポジティブな思考でチームを引っ張り、副キャプテンのハルは考えすぎて心配になるくらいチームのことを考え、沢山発信をしてくれて、そんな思いが報われるかの如く、そしてスコアラーとして30点の大爆発!

本当は一人一人の成長やこんなに素敵なチームメイトなんです!ということを事細かに伝えたいところですが、流石に我慢します。笑
頼もしい若手が思い切りプレーし、
チームを支える中堅とベテランがいた。
「全員で勝つ」 という意識が、
このチームには強くあったと感じます。
大切なのは、この過程
正直、私はこの優勝という結果自体もすごく嬉しいですが、それ以上にこの過程での成長こそが財産 だと感じています。
バスケットを終えた後も、ここで得た経験は人生の大切な学びとして、私たちの心に残るのではないでしょうか。
この「ヴィッキーズ」というチームは、
ただ「いいチーム」では片付けられないです。
若手や移籍組がすぐにフィットし、
思いきりプレーできる環境があるのは、
オーさんをはじめ、ナコさん、ユメさん、シュンさん、マル、そして歴代の選手たちが作ってきた土台があるからこそ。
また、今シーズン途中途中で怪我人はいましたが、
最終的に16人全員が元気にプレーできるコンディションを作ってくれたトレーナーさんたちの功績は大きすぎると言っても過言ではありません。
書ききれないですが、
マネージャーやフロントスタッフの皆さんもチームのために私たちの知らないところで沢山動いてくれていたと思うと感謝しかありません。
こういったことから、
この優勝は 「今このチームにいる人たちだけのもの」 ではなく、「関わってくれたすべての人の力があって掴み取れたもの」 だと思います。

最後に
今シーズン、私は 「結果は過程が作る」 という言葉をよくSNSで発信していましたが、それをチームとして体現できたことを誇りに思います。
バスケットは、1人でやるものではないです。
チームという集団が行うものだからこそ、
チームの気持ちをひとつにすることは簡単ではない。
だからこそ、 選手だけではない、
フロントスタッフやコーチ陣トレーナー、マネージャー含む「チーム作り」が、バスケットの大切な要素のひとつだと改めて感じました。
もしかしたらこのコラムが人によっては自慢のように聞こえてしまうかもしれませんが、私が伝えたかったのは、今回、私たちが過ごしてきた過程や成長、そして何より感謝の気持ちです。
結果を残すためには過程を大切にし、結果にふさわしい自分たちになることがとても重要だということを皆さんに伝えたくて、これを書きました。
本当にたくさんの方々の支えがあってこその結果だと感じています。改めて、心から感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。
きっと他のチームや選手たちにも同じような過程があることを感じており、是非も知りたいくらいです。
長くなりましたが… チーム愛なので、
お許しください(笑)
最後まで読んでくださり、
本当にありがとうございました!